03/2011


LIFT

Photos: Masao Nishikawa

新たに購入した敷地は宮城県の仙台駅からほど近い住宅街の一角で、小さく分割された分譲地。30代のご夫婦が小さな息子さんと一緒に暮らすこの都市住宅は、限られたフロンテージで2台分の駐車場を確保すべく、木造でありながらピロティ柱などがなく、上階が大きく迫り出した形状が特徴的です。
住宅密集地であるがゆえ、防犯やプライバシーを考慮し、開口部を極力制限した閉鎖的な外観とは対照的に、各階を貫く中庭を家の中心に据えた室内には、明るく開放的な空間が広がります。

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EDGE

Photos: Masao Nishikawa

宮城県仙台市から地下鉄で15分ほどのところにある富沢駅から歩いて3分の好立地にある「EDGE」は、大きく3つに分割された敷地の一角にある角地に建つ専用住宅です。
他の2つの敷地には他の建築家によりデザインされた2つの住宅が既に建っており、周辺との調和も考慮して計画が進められました。建て主は電気工事会社を営むご主人と奥様で、高校生の息子さんと3人で生活しています。
角地を利用した住宅はプライバシーを考慮し、コンクリートで覆われ、外から中の生活を伺い知ることはできません。

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"SBD 330" 韓国住宅プロジェクト第二弾

5つの庭を持つ二世帯住宅。2012年末に完成予定

ソウル市で展開している住宅開発プロジェクトの第二弾。敷地は日本大使館にも程近い閑静な住宅街の一角にあります。韓国大手企業会長の二人の息子夫婦が暮らす住宅をデザインして欲しいということで依頼を受けました。
220坪の敷地を二つに分割し、それぞれの住宅をつくるにあたりテーマにしたのは5つの庭です。
各住戸はスライディングドアを介して庭が連続し、子供たちは30mほどの庭を駆け回ることができる回遊性を設けました。
ペントハウスまで貫く螺旋階段からは、1階から2階、エントランスのある地下1階まで光が降り注ぎ、地下にはエントランスコートに面する明るいトレーニングジムを設けました。外から見るとひとつの空間に見える住宅はふたつの異なる家族と中庭を内包しています。

「新しい住宅デザインの教科書」発売!

黒崎敏の著書 「新しい住宅デザインの教科書がエクスナレッジ社より発売になりました。ぜひご一読ください。

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